おしらせ

2017-10-15 09:00:00

出雲振袖事始め

歌舞伎の演目に「出雲振袖事始め」というのがあります。須佐之男命がヤマタノオロチを退治し、人身御供の稲田姫を救いました。その時姫は高熱を出していました。須佐之男命は拙嗟の判断で、着物の脇を剣(つるぎ)で切り開いて熱を逃がし、命が助かったという云い伝えがあります。それよりのち、女性の着物には脇を開けて"身八つ口"と名付けられるようになったと云うことです。